在スーダン日本大使館を一時閉鎖、ジブチに臨時事務所設置へ
4月 25, 2023 15:17 Asia/Tokyo
日本外務省は、アフリカ北東部スーダン情勢の悪化を受け、同国首都・ハルツームにある日本大使館を一時閉鎖すると発表しました。
日本の報道各社が外務省の25日水曜の発表として報じたところによりますと、現地時間の24日月曜付でスーダンにある日本大使館を一時的に閉館したということです。
外務省はまた同日、スーダン在勤の日本大使館の館員全員が同国を出国し、周辺国のジブチに退避したことを明らかにしました。
そして代わりに、自衛隊の拠点が置かれ多くの在留邦人が退避しているアフリカ東部のジブチに、臨時事務所を設置するとしています。
服部在スーダン大使をはじめ日本大使館員らは、ジブチの臨時事務所で邦人保護などの業務を続けるということです。
また、韓国、フランス、ドイツ、アメリカなど7カ国や、国連や国際赤十字などの国際機関の名前を挙げて「協力に心から謝意を表明します」としています。
外務省の報告では、24日に自衛隊機で国外退避した45人を含む、邦人とその配偶者ら計58人が退避したということです。
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