沖縄・宮古島で南西諸島の平和求めるデモ
May 14, 2023 17:08 Asia/Tokyo
沖縄の本土復帰から15日で51年になるのを前に、宮古島市で14日、南西諸島の軍事拠点化に反対するデモが行われました。
デモに先がけて主催者代表は「宮古島を含めた南西諸島で急速に軍事要塞化が進んでいる。南西シフトの目的は米国が中国艦船を太平洋に進出させない軍事戦略であり、南西諸島を守るためではない。正しい情報と認識を持ち、日米両政府の工作に踊らされることなく、基地のない平和な島を築いていこう」と訴えました。
沖縄平和運動センター顧問の山城博治さんも「政府は脅威をあおって軍事化を進めている。沖縄は断じて言いなりにならない。再び78年前の悲劇を繰り返させない」と訴えました。
デモには約80人が参加し、「宮古に基地はいらない」などとシュプレヒコールを上げながら市街地の約6キロを歩きました。
また宜野湾市では同じ日に、県民大会が開かれ、玉城デニー知事も出席し、近隣諸国との緊張緩和が最善の道などと訴えました。