Pars Today

英国を拠点とする調査会社「ECA International」が7日、外国から移住する人にとって生活費が高い世界の都市ランキングの2023年最新版を発表しました。

今回公表された最新ランキングでは、インフレの影響などで昨年2位だった米ニューヨークが1位となりました。

一方で日本は、久方ぶりの高インフレとなっているものの円安で相殺され、東京が順位を5つ落として10位となりました。東京は過去5年間、世界トップ5以内に入っていました。

日本の生活費は相対的に安くなったため、外国人や海外企業は移住・進出しやすくなったといえますが、一方でECAは、「日本から他の国へ従業員を異動させようとする企業にとっては、駐在員の購買力を守るために、より多くのコストを費やす必要に迫られる」と指摘しています。

ランキングは120の国と地域の207都市を対象に、毎年3月と9月に調査を行い、食費、家賃、生活用品、サービス、衣料品、アルコール、たばこ、外食、光熱費、公共交通機関などのコストの評価をもとにまとめられています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。