8月 16, 2023 16:49 Asia/Tokyo

昨日、近畿地方を通過した台風7号(ラン)は、日本時間の16日水曜6時現在、能登沖を北に進んでいます。

日本の複数のメディアによりますと、台風7号はこのあと日本海を北海道の北へ進むと見られ、道北など北日本の日本海側を中心に強い風や高波に注意が必要だということです。

台風が去った後も台風一過とはならず、湿った空気の流れ込みやすい状況が続いているため、北陸から東海、近畿、山陰にかけて局地的な強い雨に注意が必要です。

台風7号は15日火曜、各地に大きな爪痕を残しながら、近畿地方を北上し、この影響で各地で増水や土砂災害が発生しました。

日本の複数のメディアによりますと、近畿地方を北上した台風7号の影響で、京都府福知山市の北部方面では今月14日夜から15日夕にかけて強い雨が降り、大江や北陵地域で住宅に土石流が流れ込んだほか、床上、床下浸水が計46棟、孤立集落も発生しました。

16日水曜午前9時現在、人的被害は報告されていません。

気象庁は、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害への注意を呼び掛けています。

 一方で、交通機関にも影響が出ています。JR西日本は、北陸本線の特急サンダーバードと特急しらさぎの運転を始発から昼前まで取り止めました。現在は運転していますが、車両の調整などでダイヤに乱れが出ています。

 


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