8月 28, 2023 20:37 Asia/Tokyo
  • 福島原発
    福島原発

福島原発の処理水放出が開始された後、日本やその関係機関、東京電力などに対する抗議・苦情が多発しています。

日本の複数のメディアによりますと、福島県内の飲食店に、外国語の強い口調で一方的に怒鳴るなどの迷惑電話が相次いでいることがわかりました。 迷惑電話は、福島第一原発で処理水が海洋放出された今月24日以降に始まり、福島県内の警察署には、同様の被害の相談が複数件寄せられているということです。 

 一方、東京・江戸川区の公共施設にも、同日から処理水の放出に抗議する内容の国際電話が、中国語や片言の日本語などで相次いでいることが分かりました。

また、福島第1原発の処理水放出以降、中国にある日本大使館や日本人学校などに多数の抗議や嫌がらせ行為、電話が相次いでいるということです。

このため、日本の外務省は27日日曜、中国への渡航を予定したり、滞在している日本人に注意を呼びかけました。

外務省によりますと、さらに処理水とは無関係な日本国内の個人や団体にも電話がかかって来ているということです。

さらに、東京電力は28日月曜、海洋放出を始めた今月24日からの4日間で、中国の国番号「86」が表示される番号から6000件以上の電話を受けていると明らかにしました。

これらの電話の内容は、放出への抗議や苦情とみられています。

 


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