Pars Today

岸田首相が、ASEAN東南アジア諸国連合の関連首脳会議に出席するため、インドネシア・ジャカルタに到着しました。

日本の報道各社によりますと、岸田首相を乗せた政府専用機は日本時間の５日火曜夜、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に到着しました。

 岸田首相はこのあと、ジャカルタで開かれるASEANの関連イベントで演説し、デジタルや電力の安定供給などの分野でも支援を強化する方針を表明する見通しです。

日本はこれまでASEANに対して、特に港湾や鉄道などのインフラ整備で積極的に支援を続けてきましたが、岸田首相は、ASEAN関連会合のスピーチで、デジタルやサイバーセキュリティー、電力の安定供給などについても支援を強化する方針を表明する予定です。

 今年は日本とASEANの友好協力50周年にあたりますが、岸田首相は６日水曜に行われる日・ASEAN首脳会議や関連行事に出席し、さらなる関係強化を図りたい考えです。 

また、６日はASEANと日本、中国、韓国が参加する首脳会議も行われ、 岸田首相と中国の李強首相が同席する予定です。

この会議では、東京電力・福島第一原発の処理水放出が議題に上る可能性があるほか、両首脳が直接接触するかも注目されています。