岸田首相告発の市民団体代表「日本政府は責任逃れ」、処理水放出めぐり
(last modified Thu, 07 Sep 2023 12:07:02 GMT )
9月 07, 2023 21:07 Asia/Tokyo
  • 岸田首相
    岸田首相

日本の市民団体「原発汚染水放流に反対する全国連絡会」はこのほど、東京地検に岸田文雄首相や東京電力の社長らの放射能汚染水海洋放出決定に対する告発状を提出しました。

中国国際テレビCGTN日本語放送が7日木曜、報じたところによりますと、この市民団体の岩田薫共同代表は5日火曜、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の記者に対し「国はあれだけの事故を起こして責任を取る立場なのに、今回また責任逃れをしてしまった。責任を取る立場であれば、汚染された水は永久に保管していくしかないはずだ」と述べています。

また、「日本政府が汚染水を海に流したことは国民として恥ずかしいし、外国に対しても恥ずかしいことだ。約束を破ったのは政府の方だ」と語りました。

さらに、日本が中国による水産物禁輸措置に反対する文書をWTO世界貿易機関に提出し、中国側の措置を受け入れられないと表明したことについて、「国際法からいえば、汚染物質を出したほうが訴えられるべきだ」と回答しました。

 


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