日・トルコ首脳が、会談で穀物合意復活に言及

日本の岸田文雄首相とトルコのエルドアン大統領が8日土曜、インドで開催された20カ国・地域首脳会議（G20サミット）にあわせて行った会談で、黒海を通じたウクライナ産穀物輸出合意の復活について話し合いました。

ロイター通信はこの会談について、エルドアン大統領と岸田首相が黒海穀物合意の復活に向けて話し合ったと関係筋2人が明らかにしたものの、詳細については不明だと伝えました。

エルドアン大統領は今月4日、ロシアのプーチン大統領と会談した後に、同合意が近く再開可能だとの見方を示しています。

一方、トルコおよび日本の公式筋は、今回の会談で両首脳が黒海穀物合意に関して話し合ったことには触れませんでした。

日本の外務省によれば、両首脳は同会談において、ロシア・ウクライナ戦争をはじめとする国際情勢、双方が関心を共有する地域情勢、福島第一原発処理水の海洋放出、二国間の重要な案件に関して意見を交換したということです。

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