10月 02, 2023 18:57 Asia/Tokyo

東京を拠点とするスタートアップ企業、ツバメインダストリ株式会社が日本の人気アニメシリーズ「機動戦士ガンダム」を連想させる高さ4.5メートル(14.8ft)の四輪ロボットを開発しました。

ARAB NEWSがロイター通信の報道として伝えたところによりますと、このロボットは鳥類型恐竜の「始祖鳥(Archaeopteryx)」にちなんで「アーカックス(ARCHAX)」と名付けられ、販売価格は約4億円だということです。

また、コックピット内のモニターで機体外部に備えられたカメラから映像を受信して、パイロットが胴体の内側からジョイスティックで腕や手を操作できるようになっています。

このロボットは、今月月末に開催される「ジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)2023」に出展される予定です。

これについて、ツバメインダストリ代表取締役CEOの吉田龍央氏(25)は「アニメ、ゲーム、ロボット、自動車は日本の得意分野なので、これらの要素を詰め込んだ製品を作れたら素晴らしいだろうなと思いました」と語りました。

また、「富裕層向けのロボットファン向けに5台を受注生産で販売する予定だが、将来的にはこのロボットが災害救助や宇宙産業で使われる日が来ることを願っている」とコメントしています。

幼い頃からものづくりに親しんでいたという吉田CEOは、祖父が営む鉄工所で溶接を学んだ後、筋電義手を製造する会社を起業しており、「日本の製造業の競争力を維持するという強烈な願いがある。先代から学び、伝統を受け継いでいきたい」と語っています。

 


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