12月 16, 2023 20:18 Asia/Tokyo

日本の企業が開発した小型人工衛星が、ニュージーランドから打ち上げられました。

この衛星は、福岡市に本社のあるQPS研究所が開発した小型SAR衛星「QPS-SAR5号機」(通称:ツクヨミ-I)です。日本時間の15日午後、ニュージーランドのオネヌイ射場から米Rocket Lab社のロケットにより打ち上げられ、軌道投入に成功しました。

西日本新聞によりますと、SAR衛星とは、電波を利用して地表上の画像を得るレーダー衛星で、雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測することができるということです。QPS研究所のSAR衛星は100kg台という小型ながら、1m以下の単位で画像を得ることができる大型アンテナが搭載されているのが特徴です。

同社代表取締役社長の大西俊輔氏は、打ち上げ成功をうけて、「打上げに対応するために日々尽力してくれている当社のチームを誇りに思います」とのコメントを発表しました。

 


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