3月 14, 2024 16:48 Asia/Tokyo

日本国内の米軍・自衛隊基地に配備されているオスプレイの飛行が14日から再開されました。

米軍オスプレイをめぐっては、昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で墜落事故が発生し、乗組員8人が死亡した事故をうけ、全世界で飛行を停止していました。

しかし今月8日、在日米軍と防衛省はオスプレイの飛行再開の方針を表明。13日に防衛省からオスプレイが配備されている各自治体に説明が行われました。

14日朝、沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地では、複数のオスプレイが次々に離陸する様子が確認され、地元メディアのほか周辺住民が撮影した動画が数多くX上に投稿されています。

沖縄タイムスによりますと、沖縄県の玉城デニー知事は同日の記者会見で、オスプレイが飛行再開初日から市街地上空を通過したことについて、「あり得ないと思う。段階的な調整をせず、いきなり普天間基地近くの住宅地上空を飛ばし、憤りを禁じ得ないやり方で訓練を再開させた」と怒りをあらわにしました。

また、宜野湾市の松川正則市長も、事故原因に関する説明がないままの飛行再開に「納得できない」と述べています。

 


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