4月 01, 2024 18:45 Asia/Tokyo

パレスチナ「土地の日」にあたる30日、日本国内各地でもイスラエルによるガザ攻撃を非難し、パレスチナを支持するデモが開かれました。

土地の日は、1976年3月30日、イスラエルに土地を収奪されたパレスチナ人6人がイスラエル側と衝突して死亡したことにちなんだもので、毎年3月30日は世界各地でデモが行われてきました。

30日に都内のJR新宿駅南口前で開かれたデモには大勢の人が集まり、甲州街道をはさんだ両側に人々がプラカードやパレスチナ国旗を掲げながら、ガザ即時停戦を求めて声を挙げました。

なお、このデモにイスラエルの柔道選手らの一行が押しかけ、デモ参加者らと言い争いになる場面がありました。

押しかけたのは、2021年の東京五輪で銅メダルを獲得したサギ・ムキ選手らで、デモ参加者らのもとに近づくと、荷物の中から取り出した柔道着を着用し、デモへの非難を始めました。

その後、ムキ選手が「デモ参加者に柔道着を盗まれた」と語る動画がX上に掲載されましたが、盗まれた様子を捉えた動画や現場に居合わせた人の証言も上がっておらず、真偽は不明です。むしろ、着用していた柔道着を体格差のある一般市民がどのように奪い取ったのか、不自然さが目立ちます。

 


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