イギリス軍が沖縄のアメリカ軍基地で訓練、日米の合意への違反
(last modified Thu, 11 Aug 2016 08:20:03 GMT )
8月 11, 2016 17:20 Asia/Tokyo
  • イギリス軍が沖縄のアメリカ軍基地で訓練、日米の合意への違反

イギリス国防省が、イギリス軍が沖縄で訓練に参加したことを明らかにしました。 これは、日本とアメリカの合意に違反する行動となっています。

ロシア・スプートニクが11日木曜、伝えたところによりますと、イギリス国防省は、イギリス海軍将校2名が、沖縄のアメリカ軍基地でさまざまな訓練に参加したことを明らかにしました。

これは、日本とアメリカの間の安全保障合意への違反と見なされています。

この報告によりますと、沖縄のアメリカ軍基地での訓練にイギリス軍が参加することは、日米安全保障条約に違反するものとされています。

日米安保条約では、アメリカ軍は日本に駐留する代わりに、日本が攻撃を受けた場合、日本を守る義務があるとされています。

この条約では、アメリカ軍に対し、日本国内の基地で第三国の軍人に訓練を行う権利を認めていません。

少し前、石破元防衛大臣(地方創生担当大臣)が、日米安保条約と地位協定の見直しを求めました。

沖縄の人々は、アメリカ軍の沖縄駐留に反対しており、たびたびデモを実施し、アメリカ軍の撤退を求めています。