日本が対北朝鮮独自制裁を決定
2月 20, 2016 20:07 Asia/Tokyo
日本が北朝鮮の弾道ミサイルの発射を受け、北朝鮮に対し、独自制裁を行使することを決定しました。
イルナー通信によりますと、北朝鮮は、1月の水爆実験の発表に加えて、2月初めにも人工衛星を搭載した弾道ミサイルを打ち上げました。
安倍政権による北朝鮮への独自制裁の中には、北朝鮮船籍の船舶に対する入港禁止の他、北朝鮮のミサイル・核計画に関係する団体1つと個人10人の資産凍結が含まれています。さらに、日本の財務省は、北朝鮮のすべての個人と機関に対して、今後10万円以上を北朝鮮に送金する場合は、日本政府に通達することを義務付けました。
日本の菅官房長官は20日土曜、北朝鮮に対する独自制裁の決定を認め、「日本政府は、拉致問題に関して北朝鮮と協議する用意がある」と表明しました。
日本とアメリカが北朝鮮に対する制裁行使を決定した一方で、中国は関係国に対して、朝鮮半島の情勢を複雑にしないよう求めました。