安倍首相のアメリカ訪問(音声)
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日本の安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領が、ホワイトハウスで会談しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
2月 12, 2017 13:45 Asia/Tokyo

日本の安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領が、ホワイトハウスで会談しました。

安倍首相は、イギリスのメイ首相に次いで、トランプ大統領の就任後にアメリカを訪問した2人目の外国の首脳となっています。安倍首相とトランプ大統領は、この会談で、両国の友好と連帯を強調すると共に、「両国の強固な関係は、アジア・太平洋地域の平和と安定の基盤である」と表明しました。

 

両者の会談後の記者会見で、トランプ大統領は安全保障に注目し、「北朝鮮の核の脅威は、アジアの同盟国に対するアメリカの優先事項だ」と語りました。トランプ大統領がこのような発言を行い、安倍首相がアメリカを訪問している中で、北朝鮮は12日日曜未明、弾道ミサイルを日本海に向けて発射しました。

 

安倍首相は、アメリカがトランプ大統領の指示により、TPP環太平洋パートナーシップ協定を離脱した中でアメリカを訪問しています。トランプ大統領は同時に、北米自由貿易協定も利益にあるものではないとしています。そのため、一部の政治評論家は、トランプ大統領にとって重要なのは、商品の取り引きや貿易とそれによる利益だと語っています。そのため、安倍首相とトランプ大統領の協議は、経済や産業、財政取り引きに関する内容が中心でした。

IRIB国際放送東アジア問題の専門家であるガッファーリー氏は、安倍首相にとって、日本の安全保障と東アジアの安定は不可欠の問題だとしています。それと同時に、日本財務省の発表によれば、世界3位の経済大国である日本は、94億ドルの負債を抱え、対外純資産を失いつつあり、危機的な状況に陥っています。そのため、日本はアメリカの支援に頼っているようですが、トランプ大統領は、両国の間の公平な貿易関係を望んでいるように思われます。

安倍首相がアメリカの著名な経済関係者と会談を行ったことは、日本とアメリカの間で新たな形の経済協力が始まろうとしていることを物語っています。

20年ほど前、アメリカと日本の貿易摩擦で、当時の橋本龍太郎通産相はアメリカのミッキー・カンター通商代表と厳しい貿易交渉に臨みました。現在、アメリカと日本の貿易額は世界経済において3位となっています。2008年の経済危機後、アメリカは日本よりも経済の回復に成功しています。しかし、トランプ大統領は、日本の方がアメリカとの競争においてリードしていると考えています。

このほか、アメリカと日本の問題は自動車産業です。トランプ大統領は、アメリカの自動車メーカーが日本で売り上げを伸ばすことは難しいと語っています。一方で、日本車の売り上げはアメリカでも好調です。こうしたことから、日本が一部の議論においてアメリカに譲歩し、トランプ大統領の日本に対する厳しい立場を緩和させようとする可能性があるでしょう。