テヘランで、日本の井筒俊彦氏のドキュメンタリー映画の上映会
8月 09, 2018 19:45 Asia/Tokyo
日本の著名なイスラム学者、哲学者の故井筒俊彦氏の生涯と思想を描いたドキュメンタリー映画「シャルギー(東洋人)」が、初めてテヘランで上映されました。
IRIB国際放送ラジオ日本語によりますと、8日水曜夜、テヘランで、初の「シャルギー」上映を記念するセレモニーが行われ、このセレモニーには、元駐日イラン大使のアラーグチー外務次官とモッタキー元外相の他、映画の監督、関係者、井筒氏の弟子などが出席しました。
https://www.youtube.com/watch?v=MtVsQbXnyD0&t=52s
この映画を制作したターヘリー監督は、この映画の制作のために、日本、イラン、アメリカ、カナダ、シリアなど、12カ国で102人の関係者に話を聞いたと話しています。
また、制作は非常に困難な作業を伴ったとし、この映画を制作するための移動距離は、世界各国およそ13万4000キロに及んだとしました。
井筒俊彦氏は、日本の言語学者、イスラム学者、哲学者で、コーランを日本語に翻訳し、1975年から革命が起こるまで、テヘランのイラン王立哲学アカデミーの教授を務めました。
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