日本のハラール食品製造企業が、シンガポールでハラールレストランを開業
11月 28, 2018 21:19 Asia/Tokyo
東京に本社を置く、日本のハラール食品製造企業が、最近シンガポールに支店を開設し、特に東南アジアのイスラム諸国向けのハラール食品の輸出を可能にしています。
インドネシアの英字新聞ザ・ジャカルタ・ポストの報道によりますと、日本はシンガポールとの間でイスラム関連の貿易を拡大しており、これに注目した日本のハラール食品の製造企業が、新たにシンガポールに支店を開設したということです。
コルテックス・コープ社は、シンガポールでハラール食品を扱う店舗を開設し、和食とシンガポール食の双方を顧客に提供しています。
同社は、シンガポール支店開設に当たってマレーシアのある宿泊施設から独自のソースを導入しており、イスラム式・ハラール式の調理法を守った魚介類や鶏肉、卵などをはじめとする10種類近いアジア食を用意しています。
同社はイスラム諸国へのハラール食品の輸出を進める一方で、マレーシアにこれらの輸出品を販売する店舗を開設しました。
日本食の多くにはイスラムで禁じられているアルコール分を含んだソースや醤油などが使われていることから、現在、日本を訪れるイスラム教徒の観光客は、日本滞在中はごく限られたメニューしか選べないのが現状です。
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