安倍首相が、ロシアとの平和条約の締結を追求

日本の安倍総理大臣が、ロシアとの平和条約の締結と、長年にわたる北方領土問題をめぐる緊張緩和に向けた強い意志を示しました。

ロイター通信によりますと、安倍首相は４日金曜、記者会見し、「今月中にロシア・モスクワで予定されているロシアのプーチン大統領との会談で、具体的な議論を進めたい」と語りました。

また、「北方領土問題をめぐる合意成立の保証は全くないとはいえ、戦後７０年間にロシアと日本の間の平和条約締結の分野ではまったく進展が見られていない」と述べました。

今月２１日を軸に予定されているモスクワでの日露首脳会談の目的は、北方領土問題をめぐる合意成立とされています。

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