関電高浜原発の3、4号機が停止へ
12月 22, 2019 17:30 Asia/Tokyo
関西電力高浜原発(福井県)の3、4号機が、テロ対策の遅延を理由に来年夏以降に停止することが明らかになりました。
共同通信によりますと、関西電力は22日日曜、「高浜原発の3、4号機が、国が義務づけるテロ対策施設の設置工事が期限内に終了しないことが確実となったため、来年の夏以降に稼動を停止する」と発表しています。
高浜3、4号機のテロ対策施設工事は、安全確認作業の難航により2020年8月(3号機)と、10月(4号機)の期限より最大で1年遅れることが判明した、とされています。
今回の稼動停止の決定は、今年明らかになった関西電力の原発再稼動に関する汚職が影響を与えていると言われています。
日本はこれまで、老朽化や寿命を理由に国内の原発の一部の稼動を停止してきました。
2011年の福島原発事故以来、日本国内の54基の原発のうち、稼動しているのはごくわずかとなっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj