米大統領、イランよりも農産物輸入が重要
6月 23, 2020 17:13 Asia/Tokyo
前米大統領補佐官は、トランプ米大統領が昨年、米国とイランの緊張激化を受け日本の安倍首相に要請した仲介が失敗の後、安倍氏に、米農産物の輸入拡大の方がはるかに重要だと訴えたと証言しました。
共同通信が米ワシントンから伝えたところによりますと、ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日火曜に出版した回顧録の中で、米国とイランの緊張激化を受け、トランプ大統領が昨年、安倍首相に仲介を要請しながらも成功には期待せず、仲介の失敗後、安倍氏に米農産物の輸入拡大の方がはるかに重要だと訴えて早期の輸入増を迫っていたと証言しました。
日本の現職首相によるイラン訪問は1978年以来41年ぶりで、米イランの緊張緩和を促す狙いで行われました。
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