ロシア上院議員、「日本と北方領土の帰属交渉していない」
7月 01, 2020 12:40 Asia/Tokyo
ロシア上院(連邦院)国際委員会のコンスタンチン・コサチェフ委員長が、「ロシアは日本との平和条約締結の可能性を議論しているものの、クリル諸島の領土帰属に関しては検討すらされていない」と述べました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、コサチェフ委員長は、北方領土の島々(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)はもともとがロシア領であると述べました。
また、「日本と話し合うのは領土問題ではなく、平和条約に関してのみである」と述べ、日本が第二次世界大戦の結果を認めない限り、平和条約は成立しないと指摘しました。
同委員長はさらに、「ロシアの領土の一部が奪取される恐れがある話はいかなる場合でもできない」と強調しました。
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