日本の北海道知事が、領土の返還交渉の継続を求める
7月 04, 2020 18:25 Asia/Tokyo
ロシアの領土の割譲禁止を盛り込んだロシア憲法改正が成立したことを受け、北海道の鈴木直道知事は、北方領土の返還交渉の継続を求める談話を発表しました。
産経新聞によりますと、ロシアの領土の割譲禁止を盛り込んだロシア憲法改正が2日木曜に成立したことを受けて北海道の鈴木直道知事は3日金曜、北方領土の返還交渉の継続を求める談話を発表しました。
鈴木知事はこの談話で、「日露首脳会談の合意を踏まえ、領土問題の解決に向けた外交交渉が進められると確信している」と前置きした上で、外交交渉を加速するよう強く求め、交渉を後押していくとしています。
今回の改憲には「隣国との国境画定作業」を除く「領土譲渡の禁止」が盛り込まれているため、日本は領土交渉が一層困難になるとみています。
ロシアで1日水曜、憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、賛成77.92%、反対21.27%で憲法改正が成立しています。
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