JAL、7月にシンガポール線など国際線の一部復便
7月 06, 2020 21:28 Asia/Tokyo
日本航空(JAL)は6日月曜、7月に国際線の一部路線で復便すると発表しました。
ロイター通信が東京から伝えたところによりますと、 対象は成田―中国・大連、成田―シンガポールの2路線です。
両国とも到着後2週間の隔離措置が求められるますが、ビジネス需要が一定程度あるとみて運航再開を決めたということです。ただ、今も国際線の減便率は計画に対して92%となっており、本格的な需要回復とはいえない状況にあります。
成田―シンガポール線は3日以降、運航をすでに再開しており、出張者などのビジネス客や貨物輸送の需要が見込めるためとしています。
成田―大連線は9日以降、週1往復から週2往復に増便されます。中国当局は現在、日中間のフライトについて原則、週1往復しか認めていませんが、JALの乗客から中国到着時のPCR検査で陽性者が一定期間、確認されなかったため、増便が許可されました。
7月中の国際線の一部復便について、JALは先月10日、羽田からの欧米線などで運航を再開することを公表しています。
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