9月 03, 2020 03:26 Asia/Tokyo
  • 海自護衛艦「むらさめ」の西アジア派遣が延期、乗組員がコロナ感染
    海自護衛艦「むらさめ」の西アジア派遣が延期、乗組員がコロナ感染

日本の防衛省が、西アジアに向かう途中だった海上自衛隊の護衛艦で乗組員1人の新型コロナウイルス感染が確認されたことから、護衛艦の派遣が延期されることになったことを明らかにしました。

NHKによりますと、防衛省は2日水曜、声明を発表し、「西アジア地域での情報収集活動に向かう途中だった海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」で乗組員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された」としました。

「むらさめ」は、西アジアで情報収集活動を行っている別の護衛艦と交代するため、先月30日に横須賀基地を出て、感染者の有無を確認するため日本近海で待機したうえで、およそ200人の乗組員全員のPCR検査を行っていました。

その結果、20代の乗組員1人の感染が確認されたことから、護衛艦は急きょ横須賀基地に引き返したということです。

防衛省によりますと、現地では「むらさめ」と交代する予定だった護衛艦が活動を継続するため、現地での任務に影響はないとうことです。

防衛省当局は保健所との連携により、この乗組員と濃厚接触した人の有無に関する調査を進めており、ほかの乗組員が感染していないかを確認した上で、改めて「むらさめ」の派遣の是非を決定する意向です。

 

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