安倍氏の靖国参拝 岸田氏が見解「外交問題化すべきでない」
9月 19, 2020 20:53 Asia/Tokyo
安倍晋三前首相が、19日土曜に靖国神社を参拝したことについて、自民党前政調会長の岸田文雄氏は、「国のために尊い命を捧げられた方々に尊崇の念を示すのは、政治家にとって誠に大事なことだ」としました。
朝日新聞によりますと、岸田氏は19日、記者団に次のように述べました。
「尊崇の念をどういった形で示すかというのは、まさに心の問題だから、それぞれが自分の立場、考え方に基づいて様々な形で示している。これは心の問題だから、少なくとも外交問題化するべき話ではないと思っている。政府においても外務省においても、国際社会に対して心の問題であるということ、国際問題化させるものではないということを丁寧にしっかりと説明をする努力は大事なのではないか。」
共同通信によりますと、安倍前首相は自身のツイッターで、「本日、靖国神社を参拝し、今月16日に首相を退任したことをご英霊にご報告いたしました」と明らかにし、自身が参拝する写真とともに投稿しました。
安倍氏の参拝は第2次内閣発足から1年後の2013年12月以来となります。
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