仏サウジ合作で、ゴーン被告のドキュメンタリーが制作
10月 13, 2020 15:27 Asia/Tokyo
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ゴーン被告
日産自動車前会長で保釈中に日本からレバノンに逃亡したカルロス・ゴーン被告を主人公にしたドキュメンタリーと連続番組の制作が12日発表されました。
AFP通信は10月13日、これらの番組はフランスの映像制作会社アレフワンとサウジアラビアのMBCテレビが合同で制作すると報じました。これら2社によりますと、制作にはゴーン被告夫妻も協力するということです。
ゴーン被告は日本で2018年11月に金融商品取引法違反容疑で逮捕され、以降130日間を拘束下で過ごしましたが、昨年末、保釈中に密出国するという逃亡劇を演じました。今年1月、レバノンへ逃亡後初めて公の場に姿を見せ、自分は日産自動車と日本政府高官による策略の犠牲者だと主張しました。
制作会社2社によりますと、ドキュメンタリーと全6回の連続番組は「自動車業界で最も有力な経営者の一人という地位から、日本にとって最重要の指名手配中逃亡者となり、レバノンで暮らす今に至る」ゴーン被告の変転を、「ゴーン夫妻の独占的な協力を得て」描くものになるということです。
撮影は先月にレバノンの首都ベイルートで始まっており、年末までフランス、日本、米国でもロケが行われます。ゴーン夫妻の他、事件をめぐる主要人物らのインタビューも行われるということです。
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