加藤官房長官、「環境省が尖閣諸島で自然環境の調査検討」
10月 15, 2020 20:58 Asia/Tokyo
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尖閣諸島
加藤勝信官房長官が、「環境省は年内にも、尖閣諸島で自然環境調査を行うことを検討している」と語りました。
ロイター通信が15日木曜、東京から伝えたところによりますと、加藤官房長官は 同日午後の定例記者会見でさらに、対象となる調査は「自然環境の把握を目的として、環境省が全国を対象にこれまで実施している各種調査の一環」だとし、「過去に作成した植生図や希少な野生動物などの生息状況に関する調査について、最新の人工衛星画像を用いて実施する」ということです。
尖閣諸島周辺では最近、中国公船の侵入が続いており、これについて官房長官は「15日も午前10時45分ごろから、中国公船2隻がわが国の領海に侵入し、航海中だった日本漁船1隻に接近しようとし、12時15分ごろまでには領海から退出した」とし、「海上保安庁巡視船が領海からの退去要請を繰り返したほか、外交ルートで東京、北京双方で中国側に厳重に抗議した」としました。
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