加藤官房長官、「必要な時期に躊躇なく経済への対応行う」 補正・経済対策で
10月 21, 2020 19:55 Asia/Tokyo
加藤勝信官房長官は21日水曜、午後の記者会見で、必要な時期に躊躇なく経済への対応を行うとの見解を示しました。
ロイター通信によりますと、加藤官房長官は、自民・公明両党から経済対策や2020年度第3次補正予算の編成を要望する声が出ているとの質問に対し、具体的な内容は承知していないとした上で「必要な時に躊躇なく経済への対応を行う」と述べ、3次補正の編成に前向きな見解を示しました。
また、厚生労働省が21日、妊娠届の件数について5月は前年比17.1%減と発表したことに対し、加藤官房長官は「コロナの流行が影響したと推測している」と述べました。加藤官房長官によると、6月は同5.4%減、7月は同10.9%減でした。加藤官房長官は「今後の推移を見守りつつ、さらに分析をしていく」と述べるとともに、コロナ感染への不安感には「しっかりと取り組んでいく」と語りました。
ただ、人口動態に詳しい専門家らからは、出生数の減少が加速しかねないとの懸念の声が出ており、政府の具体的な対応に注目が集まると見られています。
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