サハリン島での調査で、1945年の戦場での日本兵の装備品が発見
11月 02, 2020 19:14 Asia/Tokyo
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1945年の戦場での日本兵の装備品
ロシア沿海地方の合同調査団体アビアポイスクが、同国サハリン島の北緯50度線周辺での野外調査で、日本兵の装備品を発見したことを明らかにしました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、学術的な発掘調査などを行うロシア極東ウラジオストクの団体アビアポイスクは、「1945年8月に日本との戦争で激戦が繰り広げられたサハリン島の北緯50度線周辺における野外調査で、かつての日本の陣地で鋼鉄製ヘルメット、有坂銃の薬莢と実包、ガスマスクの破片、弾薬盒、ウエストベルト、雨衣、ベルト用や剣帯用、背嚢用のバックル、生活用品など、大量の装備品や武器が見つかった」と表明しています。
この調査活動は、本格的な積雪シーズンとなるまでのおよそ1ヶ月間にわたり継続される見込みで、発見された犠牲者の遺物や所持品は、サハリン州の記念博物館「パビェーダ(勝利)」に引き渡されることになっています。
現在までのところ、ソ連兵と日本兵の遺骨はまだ発見されていません。
日本のハラミトフスキー要塞地域(ハラミトゲ)では、1945年に要塞地域をめぐる戦いで双方の兵士およそ2500人が死亡した、とされています。
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