日本の7-9月期GDP 年率は21.4%プラス、回復は前期下落分の50%程度
11月 16, 2020 21:02 Asia/Tokyo
今年7月から9月までの日本のGDP=国内総生産は、年率換算で21.4%のプラスに転じたことが明らかになりました。
TBSによりますと、16日月曜朝に内閣府が発表した今年7月から9月期のGDPは、物価の変動を除いた「実質」で、前の期より5.0%のプラス、年率換算で21.4%のプラスとなり、1980年以降では最大の成長幅となっています。
しかし、回復幅は過去最悪となった前期の落ち込みの半分程度にとどまっています。
また、次の10月から12月期は、企業業績の悪化の影響が本格的に出始めて減速し、民間予測では失業率の悪化やボーナスの大幅な減少から回復は足ぶみ状態になり、持続的な景気回復軌道への復帰は容易ではない、とされています。
さらに、コロナ第3波の影響への懸念はぬぐえず、コロナ前の経済規模に戻るには早くて3年、遅ければ5年以上かかるとの見方もなされています。
なお、西村経済再生相は「経済はコロナ前の水準を下回った状態であるということ。国際機関の見通しを見ても、日本の成長率の戻りが遅いとされている」と語りました。
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