4月 25, 2016 22:09 Asia/Tokyo
  • 自民党の勝利、改憲までの新たな一歩

衆議院北海道5区の補欠選挙で、自民党の新人が当選し、これにより、安倍首相は憲法改正に向けて一歩歩みを進めました。

フランス通信によりますと、24日日曜、北海道5区の補欠選挙で、自民党の新人、和田義明氏が、野党推薦の無所属の新人を破り、当選しました。

専門家の多くが、今回の補欠選挙を、夏に行われる参議院選挙と、政府の軍事・経済政策に対する人々の支持を問う試金石と見ています。

日本の安倍総理大臣は、開票後、時事プレスのインタビューで、今回の補選を自民党にとっての大勝利だとしました。

こうした中、安倍首相も現在、安保関連法により、野党から圧力をかけられています。現在施行の段階にあるこの法をめぐっては、日本全国で抗議が起こっており、反対者はそれを日本の平和主義に反し、地域に緊張を引き起こすとしています。

安倍首相は、夏に参議院選挙で3分の2以上の議席を獲得することで、安全保障分野で憲法改正に向けた必要な支持を得ようとしています。

現在、参議院選挙を控え、メディアなどでは再度、衆参同時選挙の実施に関する憶測が高まっています。

安保関連法は、自衛隊にアメリカ軍を支援し、朝鮮半島、南シナ海、さらには中東での紛争に即時に対応させることを許可する法です。

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