菅首相、1都3県に緊急事態宣言発令
1月 07, 2021 21:14 Asia/Tokyo
菅義偉首相は7日、新型コロナウイルス感染の急増を受け、東京と周辺地域を対象とした緊急事態宣言を発令しました。
米CNNによりますと、東京都とその周辺地域では、感染拡大がパンデミック化以降、最も深刻な水準に達しています。
宣言の期間は8日から来月7日までの1カ月で、東京、千葉、埼玉、神奈川の1都3県を対象としています。
菅首相は以前から、感染拡大を食い止める取り組みが後手に回っているとの批判を受けていました。1都3県の知事らは先週、記者会見を開き、菅首相に対し緊急事態宣言発令に踏み来るよう強く呼び掛けてもいました。
日本で緊急事態宣言が出るのは、昨年の春以来2度目となります。前回の宣言は感染拡大の比較的初期に当たり、1カ月以上継続しました。
今回は、東京をはじめとする各地で新規感染者と入院患者が急増している現状を受けての措置となります。
6日の全国の新規感染者数は5953人と1日当たりで最多を記録し、初めて5000人の大台を突破しました。また、死者は72人でした。
日本の累計感染者数は25万9105人、死者は少なくとも3804人となっています。
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