菅首相、関西3府県への緊急事態宣言に「必要ならすぐ対応」
1月 10, 2021 19:16 Asia/Tokyo
菅義偉首相は10日日曜朝、関西3府県から要請を受けた緊急事態宣言の発令について「必要であればすぐ対応できる準備をしている」と語りました。
菅首相はNHKの番組で、「緊迫した状況と承知している」とした上で、専門家の意見を踏まえ、今後数日間の感染状況を見極める考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染者がここ数日急増している大阪府・京都府・兵庫県の3知事は9日、西村経済再生担当大臣に対し、緊急事態宣言の発令を検討するよう要請しました。
菅首相はこのほか、今月20日に就任する予定のバイデン次期米大統領との会談を早期に実現する考えを示し、トランプ大統領の支持者がワシントンの連邦議会議事堂を占拠した事件は「きわめて残念なことだった」とする一方で「日米同盟を軸に外交を展開していくことは変わらない」と語りました。
10月に任期満了を迎える衆議院の解散時期については「そこまでの間に何カ所か時期がある。その中でコロナの問題を解決する、そこの方向性が大事だと思う。まずはコロナ問題に全力を挙げたい」と述べました。
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