日本海側の大雪で10人が死亡、300人以上が負傷
1月 12, 2021 19:22 Asia/Tokyo
今月7日以降に強い冬型の気圧配置の影響により、日本海側を中心に大雪に見舞われる地域が相次ぎ、少なくとも10人が死亡、300人以上が負傷しました。
NHKなど日本の報道各社によりますと、新潟県では今月10日から11日にかけて除雪作業中の事故により4人が死亡し、148人が負傷しましたた。
福井県では除雪作業中に倒れるなどして3人が死亡したほか、除雪作業中のけがや渋滞に巻き込まれた際に体調不良を訴える人が相次ぎ、少なくとも64人が病院に搬送されたということです。
富山県では35年ぶりに積雪高が100センチを超え、2人が死亡、91人が病院へ搬送されました。
また、石川県では車のマフラーが雪で覆われたことで排気ガスが車内に流入し、1人が中毒死し、さらに北海道や岩手県、山形県、岐阜県などで大雪による死者が出ています。
負傷者の多くは転倒によるものとみられ、除雪作業中の転落などにより死亡者が続出しています。
ほかにも、この大雪により数時間に及ぶ交通渋滞や、航空便の欠航、物流の停滞も発生しています。
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