河野行革担当相、「米は民主主義の擁護者であるべき」
1月 14, 2021 19:55 Asia/Tokyo
河野太郎行革担当相が、米政府は「民主主義的価値」と法による支配の擁護者としての国際的な役割を果たすべきだとの見解を表明しました。
ロイター通信が14日木曜、東京から伝えたところによりますと、河野行革担当相は 同日、「ロイターネクスト」会合での英語によるインタビューで、「トランプ米大統領の支持者らによる細菌の連邦議会議事堂乱入事件に大きな衝撃を受けた」「群衆が議事堂に乱入していくのを見て、非常にショックだったと言わなければならない」とし、米政府は「民主主義的価値」と法による支配の擁護者としての国際的な役割を果たすべきだ、との見解を示しています。
また、トランプ大統領が離脱した地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」やTPP環太平洋連携協定などの国際協定に、アメリカが復帰するよう希望する、と述べました。
さらに、コロナ後の世界については、「民主主義と独裁主義体制、自由社会と英作家ジョージ・オーウェルが描いた監視・管理社会とに分断される可能性がある」とした上で「米国には引き続き、民主国家としてリーダーシップを取り、民主主義的価値と法による支配の擁護者であってもらいたい」との期待感を示しています。
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