日本政府関係者、「新規感染者減少も高止まり、医療体制の逼迫続く」
(last modified Mon, 01 Feb 2021 09:05:41 GMT )
2月 01, 2021 18:05 Asia/Tokyo
  • 尾身茂会長
    尾身茂会長

日本政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、コロナ新規感染者数は減少傾向にあるものの、水準は高く、依然として医療逼迫が続いている、としました。

ロイター通信が1日月曜、東京から報じたところによりますと、尾身茂会長は同日の衆院内閣委員会で、後藤祐一・立民党委員への答弁として、「緊急事態宣言を発令した効果に関連し、新規感染者数は減少傾向にあるものの、水準は高く、医療逼迫は相変わらず続いている」と述べています。

また、緊急事態宣言の解除基準として、1)新規感染者数や病床使用率などで感染や医療の状況を示す4段階のうち最も深刻なステージ4から3に下がり、2)医療の負荷が低減、3)解除後、ステージ2に改善する見通しがあることなどを挙げました。。

一方、西村康稔経済再生相は、緊急事態宣言の解除・延長に関する判断基準となる厚生労働省の専門家会合(アドバイザリーボード)が「近々開かれるだろう」とし、近日中に諮問委員会を開き専門家の意見を聞いて判断したい、とコメントしています。

 

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