2月 07, 2021 20:37 Asia/Tokyo
  • 在日ロシア大使館前
    在日ロシア大使館前

北方領土の日」の今日2月7日、日本の右翼団体が東京のロシア大使館の前で抗議活動を行っている一方で、菅首相は「ロシアとの平和条約交渉を続けていく」と語りました。

ロシア・スプートニク通信特派員が現地から伝えたところによりますと、日本時間7日14時ごろ、ロシア大使館が位置する東京の麻布台通りは双方向から日本の警察に取り囲まれ、ほぼ人気がなく、大使館への通り道は日本の警察の精鋭部隊に守られていました。

そこに、桜通り方面から大使館の方へ「北方領土をロシアから奪還せよ」とバナーを掲げた抗議者の団体が警察とともに歩いてきた一方、麻布台周辺の通りでは、右翼団体の宣伝車が行き来し、強力なスピーカーを通して「北方領土を返せ」と呼びかけていました。

なお、現時点では右翼団体と警察の衝突や事件などに関するは情報は入ってきていません。

日本では、1855年にロシアと間に二国関係を築く基礎となる条約が結ばれたこと記念して、毎年2月7日に政府関係者や北方領土南部の元住民らの参加により、「北方領土返還要求全国大会」が開催されています。

今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、オンラインで開催となっています。

一方、菅首相は同日、「北方領土返還要求全国大会」にビデオメッセージを寄せ、ロシアとの平和条約締結に向けて交渉を続けていく、と述べました。

 

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