米軍機の低空飛行、沖縄県内で反発も
2月 15, 2021 18:28 Asia/Tokyo
沖縄県では、去年12月から今月にかけて、国頭村や慶良間諸島でアメリカ軍の特殊作戦機が低空飛行を行っている様子が目撃され、住民から反発の声が上がっています。
NHKによりますと、沖縄県国頭村の辺戸岬の沖合で今月4日、アメリカ軍のMC130特殊作戦機が低空飛行を行っているのを、岬にいた人が撮影しました。
映像では、特殊作戦機が岬に設置された碑とほぼ同じ高度で飛行しているように見えます。
撮影した国頭村の嘉陽宗幸さんは、「崖にぶつかるかと思うほど低い高度でした。4日以降も、何回か低空飛行しているのを見ました」と話していました。
沖縄防衛局によりますと、アメリカ軍は訓練を行う際は日米で合意した最低高度を順守しているとした一方、当時の高度や飛行経路については「運用の安全に関わる」として明らかにしていないということです。
特殊作戦機が低空で飛行する様子は、去年12月と先月にも座間味村と渡嘉敷村の沖合でも目撃されています。
これについて県議会は、16日にも、アメリカ軍の軍用機の低空飛行の即時中止などを求める抗議決議と意見書の案を採決することにしています。
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