2月 21, 2021 18:50 Asia/Tokyo
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新型コロナウイルスのワクチン接種を担当する河野太郎行革担当相が、4月まではコロナワクチンの供給が非常に限られるとの見通しを示しました。

ロイター通信が21日日曜、東京から報じたところによりますと、河野行革担当相は同日、NHKの日曜討論に出演し、「米ファイザー社 の新型コロナワクチン増産が5月に予定されているため、4月までは供給が非常に限られるだろう。-先行接種する医療従事者数が想定より100万人多かったこともあり、高齢者向けワクチン供給は当初は限定され、また後ろ倒しになると思われる」と述べています。

また、ワクチンの供給スケジュールについては「米ファイザー社のEU内の製造拠点で春から増産が始まる。4月から増産して欲しくていろいろ交渉しているが、おそらく5月になる。4月までは供給が非常に限られる」との見通しを示しました。

さらに、自治体向け供給スケジュールについては、今週中に発表を行う意向も明らかにしましたが、高齢者接種後の一般人向け接種開始時期は明言せず、また接種回数が2回でなく1回でも有効などの報告について、今後接種方法に影響はあり得るとの見解を示しています。

政府は今月17日に医療従事者を対象に先行接種を開始しており、4月からは高齢者向け接種を開始する予定です。

なお、厚生労働省は先行接種を受けた医療従事者の中で副反応の疑いのある症状が確認できたと公表しており、「軽微なものだと思っているが(副反応が)報告されている。新しいワクチンのことなので、情報があれば速やかに公表してお知らせをしたい」とコメントしました。

 

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