東京地検が、賭け麻雀問題で起訴猶予となった元検事長を一転して略式起訴 
(last modified Thu, 18 Mar 2021 09:50:37 GMT )
3月 18, 2021 18:50 Asia/Tokyo
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東京地検特捜部は18日、昨年の緊急事態宣言中に賭けマージャンをしたとして刑事告発されていた東京高等検察庁の黒川弘務元検事長について、賭博罪で略式起訴しました。

日本のメディアが報じたところによりますと、黒川元検事長は現職だった2020年5月、緊急事態宣言が出されている中、産経新聞の記者と朝日新聞の記者だった社員とともに賭けマージャンをしていたとして訓告処分を受け、辞職しました。

東京地方検察庁は同年7月、「1日に動いた金額が多いとは言えない」などとして黒川氏を起訴猶予にしたものの、東京第6検察審査会が同年12月、「違法行為を抑止する立場にあった元検事長が賭けマージャンを行っていたことが社会に与えた影響は大きい」と指摘して起訴相当の議決を出したことを受け、再捜査していました。

東京地検は再捜査の結果、18日に一転して同検事長を賭博の罪で略式起訴しましたが、議決で同時に不起訴不当とされた新聞記者らついては、改めて不起訴処分(起訴猶予)としました。

東京簡易裁判所が罰金の支払いを命じ、元検事長が納付すれば、正式な裁判は開かれず審理は終結する見通しです。

 

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