沖縄米軍が住宅地近くで訓練 至近距離に住民が戦々恐々
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沖縄の嘉手納基地内で24日、CV22オスプレイによる隊員の降下訓練が実施され、住宅地から約200メートルの至近距離で約1時間にわたり、ホバリングや嘉手納町上空の旋回を繰り返しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
3月 25, 2021 16:36 Asia/Tokyo
  • 嘉手納基地
    嘉手納基地

沖縄の嘉手納基地内で24日、CV22オスプレイによる隊員の降下訓練が実施され、住宅地から約200メートルの至近距離で約1時間にわたり、ホバリングや嘉手納町上空の旋回を繰り返しました。

沖縄タイムスによりますと、特有の重低音をまき散らしたこの訓練中、町役場には「頭が変になりそう」「気分が悪くなった」など、町民から騒音への苦情が相次いぎました。

午前11時ごろに自宅の真上を飛行する様子をカメラで撮影した、嘉手納町屋良に住む田仲康榮さん(76)は、「バタバタと、ものすごいごう音だった」と説明し、5回ほど低空で旋回を繰り返したCV22の騒音に、「家の真上を通られると、落ちるんじゃないかと圧迫感を感じた。爆音だけでなく、機体の墜落の危険性も含めて恐怖を感じている」と怒りをにじませました。

同町水釜の福地勉さん(72)は、自宅でCV22の騒音に驚き、商業施設「ネーブルカデナ」の駐車場に向かって、降下訓練する様子を確認し、「自宅の窓を閉めてもものすごくうるさかった。戦闘機は大きな音で恐怖感があるが、オスプレイは長時間でいつまでも重低音が響いてイライラした」と不快感をあらわにしました。

嘉手納町によると、午前10時55分から正午まで苦情を訴える電話が鳴りやまず、19人から22件の苦情がありました。西区の女性は「今日はずっとうるさくて頭が変になりそう」と悲鳴を上げ、西浜区の男性は「今までにないことで、振動がかなりあって心臓にくる」と訴えました。

騒音に耐え切れず、直接役場を訪れる町民もおり、西浜区の女性は「オスプレイがホバリングしていて家からもとても近い。家にいると気持ちが悪くて読谷に避難しようと思って出てきた」と切実な訴えを寄せました。

 

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