沖縄・宜野湾市の基地被害110番パンク 米軍戦闘機飛来で苦情が殺到
3月 25, 2021 16:47 Asia/Tokyo
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戦闘機F35
米軍普天間飛行場で今月10日夜、3日連続で米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35が飛来し、沖縄県宜野湾市が市民からの苦情を受け付けている留守番専用電話「基地被害110番」の録音容量が満杯になり、つながらない状態になっていました。
沖縄タイムスによりますと、宜野湾市議会3月定例会で24日、上里広幸議員がこの事実を指摘しました。
市によれば、容量超えは2002年5月の回線設置以来初めてであり、「過重な基地負担の現れ」とみて、今後、容量の見直しを含めて対応を検討するとしています。
基地被害110番は開庁時間帯は職員が応対、閉庁時間帯は最大30分間または最大128件分のメッセージを録音しており、内容は市長が目を通して、翌日までに米軍と沖縄防衛局へ届けています。
米軍は今月10日、午後9時すぎまで2機のF35が離着陸を繰り返したほか、P8対潜哨戒機2機がタッチ・アンド・ゴーを実施しました。110番の録音容量は苦情16件で満杯になり、市の代表番号宛てに電話をした市民もいたということです。
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