日本全国で1月30日以来の3000人超がコロナ感染、25人死亡
(last modified Wed, 07 Apr 2021 10:50:18 GMT )
4月 07, 2021 19:50 Asia/Tokyo

日本全国で7日水曜は、これまでに1月30日以来の3000人を超える3449人の新規コロナ感染者が確認され、25人が死亡しました。

NHKによりますと、大阪府で新たに878人の新型コロナウイルス感染が確認され1日の感染確認者として過去最多を更新しました。

これを受けて大阪府は、このままの状況が続けば医療崩壊につながるおそれがあるとして、府として医療非常事態宣言を出しました。

 また、東京都はこの日新たに555人の新型コロナ感染者が確認されました。1日の感染者数が500人を超えるのは2月6日以来で、2回目の緊急事態宣言解除後では最多となっています。

これにより、国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め49万3447人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて49万4159人となっています。

なお、この統計には在日米軍の感染者は含まれません。

東京都の小池百合子知事は7日、このところの新型コロナウイルス感染者の拡大傾向を踏まえて、まん延防止等重点措置の適用要請を検討する考えを示しました。

さらに、加藤勝信官房長官は7日午後の会見で、小池百合子知事がまん延防止等重点措置の適用要請を検討する考えを示したことに関連し、都と緊密に連携して対応するとの見解を示すとともに、東京都の現状について、「感染の再拡大に強い危機感を持って対応すべきと考えている」と述べています。

また同日は北海道で4人、宮城県で3人、神奈川県で3人、埼玉県で2人、大阪府で2人、愛知県で2人、福井県で2人、群馬県で2人、兵庫県で1人、千葉県で1人、徳島県で1人、福岡県で1人、静岡県で1人の合わせて25人がコロナ感染により死亡し、これにより国内でのコロナ犠牲者数は9321人となっています。

新型コロナウイルスの国内の感染状況について、日本医師会の中川会長は記者会見で、「これまでで最大の危機だ」と指摘し、まん延防止等重点措置の対象地域を、大阪など3府県以外にも拡大すべきだという考えを示しました。

そして、「次の緊急事態宣言が発令されるかどうか、ぎりぎりの段階にある」と述べ、感染防止対策の徹底を呼びかけています。

 

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