日本で、コロナによる解雇や雇い止めが10万人超に
4月 08, 2021 17:55 Asia/Tokyo
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日本で、コロナによる解雇や雇い止め
厚生労働省がハローワークなどを通じて行った調査で、国内で新型コロナウイルスの影響で職を失った人が10万人を超えたという結果が出ました。
NHKが伝えたところによりますと、失業者は感染の再拡大によりさらに増えるおそれがあり、厚労省は雇用維持を呼びかけるとともに再就職の支援を強化しています。
新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した企業などから解雇されたり、契約を更新されない「雇い止め」のケースについての、この厚労省の調査結果からは、昨年1月末から4月7日までに解雇や雇い止めによる失職者が、見込みを含めて10万425人となったことが明らかになっています。
厚労省が数字にはすでに再就職した人も含まれている可能性もあるとする一方、この数は全国のハローワークなどで把握できた人数であり、実際の失職者の数はさらに多いという指摘もあります。
日本の失職者数は、月別では昨年5月から7月、また9月が1万人を超えており、都道府県別で見ると、東京都が2万2367人と最も多く、次いで大阪府の9266人、愛知県5577人、神奈川県4365人となっています。
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