日本医師会会長、「早期の緊急事態宣言の検討を」
4月 14, 2021 19:44 Asia/Tokyo
日本医師会の中川会長は、国内のコロナ感染状況が感染拡大の第4波にあるとして、「病床のひっ迫を避けるためにも早期の緊急事態宣言を検討する必要がある」という認識を示しました。
NHKによりますと、中川会長は記者会見で、現在の感染状況について「波という意味では第4波であり、だんだん高い波になってきた。全国的に感染者が急増していると認識したほうがよい」と述べています。
そのうえで「状況に応じて早期の緊急事態宣言の発令も必要だ。結局、発令することになるのであれば、できるだけ早く発令するほうが効力を発揮する」とし、病床のひっ迫を避けるためにも早期の緊急事態宣言を検討する必要があるという認識を示しました。
さらに、医療提供体制について「大阪ではすでに必要な時に適切な医療を受けることができない『医療崩壊』が始まろうとしており、首都圏の1都3県でも発生するおそれがあると考えなければならない」と述べ、強い警戒感を示しています。
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