沖縄県聖火リレー
コロナ拡散防止のため2会場は無観客実施、公道コースは中止
4月 17, 2021 13:53 Asia/Tokyo
日本の沖縄県の玉城デニー知事が新型コロナウイルス感染の再拡大を理由に、来月県内で予定されている東京五輪の聖火リレーについて、公道を走るコースの中止を発表しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、沖縄県では現在、県内9つの市が国の「まん延防止等重点措置」区域に指定されています。
玉城知事は16日金曜の記者会見で、今回の決定をコロナ感染再拡大を受けた措置だと説明したうえで、「リレーを直接ご覧になるのを楽しみにしていた県民の皆様には申し訳ない。ご協力をよろしくお願いします」と述べました。
聖火リレーは、初日の到着式典会場である名護市民会館周辺と2日目の糸満市・平和祈念公園で集約し、無観客で実施される一方、「まん延防止等重点措置」区域外である離島の石垣市、宮古島市、座間味村は予定通り公道で実施される見通しです。
また今月7日にも大阪府の吉村知事が、府内での感染急拡大を受け府内の公道での実施を全面的に注視する意向を明らかにしています。
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