日本の星出さんがISS船長に就任
4月 28, 2021 18:55 Asia/Tokyo
日本の宇宙飛行士・星出彰彦さんが27日、ISS国際宇宙ステーションの船長に就任しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、星出さんは今月24日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた「クルードラゴン」2号機で宇宙に向かい、ISSに到着した。そして、NASA国航空宇宙局のシャノン・ウォーカー宇宙飛行士から指揮権を象徴する鍵を受け取って船長の任務を引き継ぎ、NASAのウェブサイトで会見が放送されました。
星出さんは「他の乗組員の専門知識や技術を頼りにしている」とし、「ワンチームとなってミッションを成功させたい」と抱負を述べました。
また、「ロスコスモス」のピョートル・ドゥブロフ宇宙飛行士に向けては「ピョートル、あなたはもう新人ではないです。だってもう数週間ここにいるのだから」と微笑みながら語ったということです。
国際宇宙ステーションの船長を務める日本人は、星出さんで2人目となります。星出さんはこれから約半年間、ISSに滞在する予定です。
5月1日には、現在ISSに滞在中の日本の野口聡一宇宙飛行士を含め日米4人の宇宙飛行士が帰還します。野口さんらを乗せた宇宙船「クルードラゴン」1号機は、2020年11月に打ち上げられた。
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