岐阜県が、緊急事態宣言の対象地域への追加を国に要請
May 15, 2021 17:39 Asia/Tokyo
岐阜県が、県内の新型コロナウイルスの新規感染者数が急増したことを受け、同県を緊急事態宣言の対象に加えるよう国に要請する方針を固めました。
NHKなど日本のメディアが伝えたところによりますと、岐阜県は、新型コロナウイルスの新規感染者数が8日間連続で100人を超え、14日金曜に155人と過去最多に達しました。
また、人口10万人あたりの新規感染者数は今年1月の緊急事態宣言時を上回る45.05人で、病床使用率も62%とこれまでで最も高い水準に近づいています。
岐阜県は14日夜、感染症対策の専門家と緊急で会議を実施した結果、県内の感染状況について、宣言の対象に追加された広島県や岡山県と同様の水準にある、という認識で見解の一致を見たということです。
こうした事態を受け、同県は緊急事態宣言の対象に岐阜県を加えるよう15日にも国に求める方針を固めました。
日本政府は14日、北海道、岡山、広島の3道県を緊急事態宣言の対象に追加することを正式に決定しており、すでに発令されている東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の6都府県と合わせて9都道府県となっています。
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