北海道医療大学教授が警鐘;「緊急事態に強い危機感が必要」
May 24, 2021 17:46 Asia/Tokyo
新型コロナウイルス感染者が最近急増している北海道の感染状況や変異株対策について、北海道医療大学の塚本容子教授(感染管理学)が、緊急事態に強い危機感が必要だとして警告しました。
現在、道内ではコロナ感染の9割以上を、感染力の強い変異株が占めているのが現状です。
こうした現状を踏まえ、塚本教授は、「少々誇張めいて聞こえるかもしれませんが、いまやちょっと通りを歩いただけでもこのタイプのウイルスに感染します。現在コロナウイルスの感染ルートとして最も多いのは市中感染です。コロナ感染をもたらすのは単純に、人々の往来、都道府県をまたいで移動する人々であり、それによって道外からコロナウイルスが持ち込まれています」とし、緊急事態に強い危機感を持つべきだとして警鐘を鳴らしています。
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