ニュージーランド政府顧問、「東京五輪開催は人命にかかわる恐れ」
May 26, 2021 13:55 Asia/Tokyo
ニュージーランド保健省の新型コロナウイルス対策本部の顧問を務めるオタゴ大学のマイケル・ベーカー教授が25日、新型コロナウイルスのパンデミック中に東京五輪・パラリンピックを開催することは正当化されず「理不尽」であり、人命にかかわると警鐘を鳴らしました。
ロイター通信によりますと、ベーカー氏は、五輪開催は「大規模な海外渡航と集会」を伴い、パンデミック中の行動にそぐわないと指摘し、「五輪開催によって、人の命が奪われる恐れがある」とし、トレーニングを重ねてきた選手には申し訳ないとしつつも、「現状で五輪を開催する根拠も正当性も存在しない」と強調しました。
日本国内では新型コロナ感染者数が増加しているほか、ワクチンを接種した人はまだ人口の5%程度にすぎません。
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